ポルシェ992後期はいつ?海外からの最新情報まとめ(価格・MT・エンジンタイプなど)

992型の新トップエンドモデル『ポルシェ911ターボS』

ポルシェ992後期型の登場はいつなのでしょうか? また、具体的にどのような車となるのでしょうか。

本記事を通して、ポルシェ992後期に関する最新情報を網羅的に把握することが可能となります。

自然吸気エンジンの復活の可能性、新たなハイブリッド駆動の6気筒ボクサーエンジンの導入、さらにデザイン面の進化といった、992後期型に関するさまざまな情報を、最新かつ確かな情報源から収集し、解説していきます。

管理人
ただし、これらの情報はまだ公式の発表がないため、確定的なものではないぞ。今後の正式な発表が待たれるから、そこだけは注意が必要だぞ。
秘書
それなりに根拠はあるので、精度の高い情報といえるわね。
この記事を読んでわかること
  1. ポルシェ・992とは?「911」シリーズの歴史
  2. ポルシェ992後期に関する最新情報
  3. 2023年のポルシェ992の生産枠の最新情報

「ポルシェ・992」とは?「911」シリーズの歴史

ポルシェ992後期型の発表はいつ?

出典:Wikipedia

管理人
「ポルシェ・992」は、ドイツの自動車メーカーポルシェが2018年から作り始めたスポーツカーの名前だ。これは「911」シリーズの8世代目のモデルで、その内部で使われる特別な名前、つまりコードネームだぞ。
秘書
ポルシェ911は、ドイツの自動車メーカーであるポルシェが製造しているスポーツカーの一つよ。1964年から製造が開始され、その形状とパフォーマンスにより、全世界の自動車愛好家から絶大な支持を得ているのよ。

911は、一貫してリアエンジン・リアドライブのレイアウトと、水平対向6気筒エンジンを採用しています。

そのエンジンレイアウトは、911が他の多くのスポーツカーとは一線を画する特徴の一つであり、中心重力を低く保つことで優れた操縦性と高速安定性を実現しています。

外観上の特徴としては、流麗なファストバックスタイルと丸いヘッドランプが挙げられます。

そのデザインは1964年の初代モデルから現行モデルに至るまで、基本的な形状は変わらず続けられています。

また、ポルシェ911は、時代ごとにさまざまな改良を受け、新たなテクノロジーが取り入れられています。

例えば、初期のモデルは空冷エンジンを採用していましたが、996型以降は水冷エンジンに変更されています。

これにより、エンジンの性能向上と排ガス規制への対応が実現しました。

これらの特徴により、ポルシェ911はその性能と美しいデザインから、スポーツカーとしての地位を確立しています。

現在でも世界各地で愛され続けており、ポルシェのアイコンとも言える存在です。

モデル 生産年 主な特徴
901型 1964年 – 1977年 ポルシェのスポーツカー、911シリーズの最初のモデル。356の後継車としてデビュー。
930型 1978年 – 1989年 アメリカの安全基準に従ったバンパー強度の向上。初期にはターボモデルのみが930型に分類された。
964型 1989年 – 1993年 ボディ構造がモノコックへ変更。四輪駆動のカレラ4やトルコン式自動変速機のティプトロニックが導入。
993型 1993年 – 1997年 リアサスペンションがマルチリンク式に変更。ポルシェの量産車としては最後の空冷モデル。
996型 1997年 – 2004年 空冷エンジンから新設計の水冷エンジンに変更。911の歴史上初のフルモデルチェンジ。
997型 2004年 – 2011年 涙滴型ヘッドランプから往年の丸型ヘッドランプに変更。エンジンは直噴式に、変速機はPDKに変更。
991型 2011年 – 2018年 車体に軽量金属を使用した軽量シャシの採用。後期型では全車ターボチャージャー付きエンジンに移行。
992型 2018年以降 911シリーズ初のフロントダブルウィッシュボーンサスペンションが特徴。
管理人
そして今回、ポルシェ992型「後期」の発表について、海外のサイトなどから最新情報が入ったので、わかりやすく解説するぞ。

ポルシェ992後期いつ?992後期型の最新情報

ポルシェ・992後部

出典:Wikipedia

ポイント
  • 992後期型:発表は2024年末?
  • 992後期型:価格は1645万円以上は確実か?
  • 992後期型:MTは素のカレラとGT3だけ?
  • 992後期型:エンジンタイプはどうなる?
  • 992後期型:自然吸気エンジン(NAエンジン)が再登場?
  • 992後期型:73カレラの復刻モデル、911カレラRSが出る?
  • 992後期型:73カレラの復刻モデル、911カレラRSが出る?

992後期型:発表は2024年末?

管理人
ポルシェ992後期型の発表は、当初2022年末から2023年初頭を予定していたが、現在では2024年末、すなわち来年末までズレ込む可能性があるとの情報があるぞ。
秘書
ポルシェの歴史を振り返ると、2023年6月8日に75周年を迎えるとともに、フェイスリフトを控えた992が注目を集めているわよ。

特に、おそらく前期型の最終モデルとなるであろう911カレラSTの第2弾ヘリテージモデルの発表が待ち遠しいところです。

現状、992前期型の受注は既にストップしており、2024年モデルのGT3系の割り当てがないことが明らかにされています。

992後期型:価格は1645万円以上は確実か?

価格については、新たな技術導入に伴い、現行モデルに比べてわずかに高くなる可能性が高いです。

現行のポルシェ911(992)の価格が113,492ユーロ(約1,645万円)から始まることを考慮すると、新モデルの価格はその上乗せとなるでしょう。

992後期型:MTは素のカレラとGT3だけ?

管理人
MT(マニュアルトランスミッション)は素のカレラとGT3だけが採用する可能性が高いぞ。
秘書
これは、マイルドハイブリッドとの絡みであり、PDK(自動変速機)の場合はマイルドハイブリッドユニットを設置するスペースが存在するのよ。

一方で、MTではそれが難しいとの情報があります。

結果として、MTは素のカレラとGT3のみを選択し、他のモデルはPDKのみとなるかもしれません。

なお、日本では素のカレラにMTの設定が無いため、MTを選択したい場合はGT3しか選ぶことができません。

992後期型:エンジンタイプはどうなる?

エンジンタイプはICE(内燃機関)のみが素のカレラとGT3系を使用し、カレラSやカレラGTSはマイルドハイブリッド、ターボ系やGT2はアクティブハイブリッド(積極的にモーターを動力性能に活かす仕様)を使用する可能性が高いです。

これは、ヨーロッパの環境規制Euro 7への対応と、パフォーマンス向上の両方を実現するための措置と思われます。

992後期型:自然吸気エンジン(NAエンジン)が再登場?

管理人
ポルシェ911(992世代)の改良型に関して、自然吸気エンジン(NAエンジン)が再登場する可能性が囁かれているぞ。
秘書
今回の一部改良型では、バンパー中央のデュアルエキゾーストパイプが特筆すべき点で、ボクスターGTSやケイマンGT4、ケイマンGT4 RS4.0の排気ポートと似ているわよ。

これは、自然吸気エンジンの採用を暗示している可能性があります。

現在、4.0リットルの自然吸気水平対向6気筒エンジンは、911 GT3に搭載されており、今後は911 GT3 RSでも採用が予定されています。

過去には、ポルシェ911は自然吸気エンジンを主流に採用していました。

しかし、CO2排出削減の観点から991世代の後期型からはターボチャージャーへとシフトしました。

それにもかかわらず、近時の報道によれば、ポルシェのモータースポーツ部門の責任者、フランク・ステファン・ウォリサー氏が自然吸気エンジンの復活に対して否定的な見解を示したと伝えられています。

一方、この情報を伝えた関係者は、自然吸気エンジン再導入の可能性を完全に否定していないことから、今後の展開が注目されます。

デザイン面では、エアインテークに垂直のアクティブスラットを備えたバンパーなど、現行モデルからさらなる進化が予測されます。

プロトタイプでは、デイタイムランニングライトとターンシグナルを隠すダミーライトがバンパーコーナーに確認でき、市販型ではヘッドライト内部のLEDデイタイムランニングライトも見直されると思われます。

リアエンドでは、L字型に輝くテールライトが見受けられますが、これが最終デザインであるかどうかは確定していません。

さらに、新デザインのバンパー、ディフューザー、エンジンカバーのリアアウトレットも注目の一部です。

992世代の後期型については、ハイブリッド駆動の6気筒ボクサーエンジンが導入される可能性も浮上しています。

これが実現すれば、環境性能と走行性能のバランスを極めた新世代のポルシェ992が誕生することになるでしょう。

992後期型:73カレラの復刻モデル、911カレラRSが出る?

管理人
ヘリテージシリーズの最終モデルとして、73カレラの復刻モデル、911カレラRSが出る予想があるぞ。
秘書
このモデルは、後期型GT3RSをベースに、巨大なリアウィングを省いてダックテールに変更し、PDKだけでなくMTも選択可能な超軽量仕様になるとのことよ。

後期型のデリバリーは、恐らく今年の10月~12月に開始されるでしょう。

最初はベースモデルのカレラ、カレラS、カレラ4、カレラ4Sから始まり、徐々にバリエーションが増やされていくと予想されます。

そして、次期型(994?)については、GT3系を除く全モデルがハイブリッド化される可能性があると言われています。

このように、ポルシェは60年の歴史の中で「最新は最良」という難題を幾度も克服してきました。

大きな変革となるハイブリッド化にどのように取り組み、それを自分たちのものにしていくのか、その姿に注目が集まっています。

2023年のポルシェ992の生産枠

カブリオレ

出典:Wikipedia

管理人
2023年モデルのポルシェ992に関しては、新規モデルの発表遅延や生産遅滞の影響により、製造ラインの計画が大きく狂っているぞ。
秘書
加えて、現行モデルの生産枠は限定されており、特定のモデル群においては顧客からの新たなオーダーが一時的に停止されているわよ。

より具体的に述べると、カブリオレ等の一部のモデルで新規のオーダー受付が一時的に制限されていることが報告されています。

しかしながら、全モデルがオーダーストップという訳ではありません。

現行のクーペモデルやターボモデルのオーダーは依然として可能で、さらに4シリーズ、5s、GTSなど特定のモデルに関してもオーダーを継続しています。

新車の納期は、選択したモデルやオプション、そして製造ラインの状況により異なります。

新規モデルの発表遅延が影響しており、納期に遅れが発生する可能性が高いと推察されます。

それゆえ、新車購入を計画する際には、納期を十分に考慮し、適切な購入スケジュールを策定することが必要となります。

【総括】ポルシェ992後期はいつ?海外からの最新情報まとめ

992型の新トップエンドモデル『ポルシェ911ターボS』

出典:ポルシェ公式

管理人
記事のポイントをまとめてみたぞ。
  1. ポルシェ992後期型の発表は2024年末の可能性がある。
  2. 992後期型の価格は、現行モデルよりもわずかに高くなる可能性がある。最低でも1645万円以上と予想される。
  3. マニュアルトランスミッション(MT)は、素のカレラとGT3だけが採用する可能性が高い。
  4. 992後期型では、自然吸気エンジン(NAエンジン)が再登場する可能性がある。
  5. 992後期型では、ハイブリッド駆動の6気筒ボクサーエンジンが導入される可能性がある。
  6. 73カレラの復刻モデル、911カレラRSが出る予想がある。
  7. 後期型のデリバリーは、恐らく2023年の10月〜12月に開始されるでしょう。
  8. 次期型(994?)については、GT3系を除く全モデルがハイブリッド化される可能性がある。
  9. 2023年モデルのポルシェ992に関しては、新規モデルの発表遅延や生産遅滞の影響により、製造ラインの計画が大きく狂っている。
  10. 現行のクーペモデルやターボモデルのオーダーは依然として可能で、さらに4シリーズ、5s、GTSなど特定のモデルに関してもオーダーを継続している。
  11. 新車の納期は、選択したモデルやオプション、そして製造ラインの状況により異なる。新規モデルの発表遅延が影響しており、納期に遅れが発生する可能性が高い。
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