レクサスCPOで後悔したくないあなたへ。
本記事「レクサスCPOで後悔する4つの理由!認定中古車のデメリットとは?メリットも徹底解説」は、レクサスの認定中古車プログラム、CPOのメリットとデメリットを詳細に解説しています。
レクサスCPOの魅力として、厳格な品質基準、保証プログラム、メンテナンスサービスなどがありますが、一方で価格の高さや選択肢の少なさなど、後悔する可能性のあるポイントも存在します。
- レクサスCPOって何
- レクサスCPOで後悔する人の具体例
- レクサスCPOのメリット・デメリット
- レクサスCPOに関する口コミ
- レクサスを中古で買う奴は恥ずかしいという声について
目次
レクサスCPOとは
出典:レクサスCPO
CPOの車両は、レクサスの厳格な基準を満たすために、納車前に12品目の部品交換と90項目以上の点検・整備が実施されます。これにより、新車に近い品質を保証しています。
さらに、CPOでは2年間走行距離無制限の保証と、2年間無料のメンテナンスプログラムが提供されます。
これにより、車両の購入後も安心して乗り続けることができます。
加えて、最新のテレマティクスサービス(G-Link)やレクサスならではのコンシェルジュサービスが提供され、いつでもどこでもサポートを受けられます。
レクサスCPO【認定中古車】の4つの後悔・デメリット
出典:レクサスCPO
- 価格が高い
- 選択肢が少ない
- 限られた店舗数
- 追加サービスが不要
1.価格が高い:値引き難しい
認定中古車とはいえ、予算が厳しい場合にはその価格が威圧的に感じられるかもしれません。
また、レクサスCPOの値引きの難しさも、一部の人々にはネガティブに捉えられるでしょう。
一般的な中古車の購入では、価格交渉により一定の値引きを期待するのが普通ですが、レクサスCPOではその余地がほとんどありません。
このため、出費を最小限に抑えたいと考える購入者からすると、十分な価格交渉ができないことは大きなデメリットと感じられるでしょう。
さらに、レクサスCPOの諸費用が10〜15万円前後とされていることも、一部の人々にとっては高いと感じられるかもしれません。
これは車両本体価格とは別に必要な出費であり、予算が厳しい場合、これが追加の負担となります。
これらの要素が複合することで、レクサスCPOの価格は他の中古車販売店に比べて高いと感じられます。
これは、費用を最小限に抑えたい購入者からすれば、後悔の原因となる可能性があるでしょう。
2.選択肢が少ない:取り扱い車両の中からの選択
このため、取り扱う車両の数は自然と少なくなり、これが多様な選択肢を求める購入者にとっては不満の一因となるでしょう。
さらに、レクサスCPOでは状態の良い車両だけが厳選されるため、全体としての取り扱い車両数は必然的に少なくなります。
もし購入者が特定の色、オプション、モデルを希望している場合、それらの選択肢が限られてしまうことは大きなデメリットに繋がるかもしれませんね。
このような視点から見ると、レクサスCPOの厳格な取り扱い基準と少ない選択肢は、一部の購入者にとっては後悔の要因となる可能性があります。
3.限られた店舗数:地方に住んでいる人は不便かも
特に地方在住の方々にとっては、レクサスCPOの店舗が自身の住んでいる地域に存在しない、あるいは、都道府県に一店舗しかないという場合は、購入やサポートを得る際に一定の不便を生むでしょう。
店舗が遠ければ、訪れるのも一苦労であり、万が一問題が生じた場合にはその対応も遅れがちになります。
さらに、ある店舗から別の店舗のレクサス車を購入する場合にも、一定の不便が生じます。店舗側のマージンの問題で、まずは自店舗の車両を推奨する傾向があり、お客様の希望する車種や仕様が他店舗にある場合でも、まず自店舗の選択肢から探さなければならないという流れが形成されてしまいます。
これにより、他店舗の車両を取り寄せることになった場合、数万円の配送料が必要となり、予算に余裕がない人にとってはこれが追加の負担となります。
ただし、レクサスの親会社であるトヨタがバックにいるため、海外メーカーの高級車と比較すれば、認定中古車販売店の数は多いのも事実です。
しかしながら、これらの点が全ての不便さを解消するわけではなく、一部の購入者からすれば、これらがレクサスCPOを選ぶ際の後悔の要因となる可能性があります。
4.追加サービスが不要な人には無駄な出費
このため、その全体価格はこれらの価値が含まれています。
しかし、これらの追加サービスに必要性を感じない購入者からすると、このプレミアム価格は高すぎると感じられ、無駄な出費に感じられるかもしれません。
さらに、前述したとおり、レクサスCPOでは車両価格と諸費用が明確に区別されています。
これは通常、購入者にとっては予想外の出費を避けるメリットとなります。
しかし、ここにもレクサスCPO特有のサービス費用が含まれているため、それらのサービスを必要としない人にとっては、これらの費用も無駄に感じられる可能性があります。
つまり、高品質な車両と充実したサービスを提供するレクサスCPOは一部の購入者には魅力的ですが、それらの付加価値を必要としない人にとっては、逆に高額なコストとなり得ると言えます。
レクサスCPOの「デメリット」に関する口コミ
レクサスCPO【認定中古車】の4つの安心・メリット
- 納車前の点検・整備
- 保証・メンテナンス
- カーライフサポート
- ファイナンシャルサービス
1.納車前の点検・整備
出典:レクサスCPO
これにより、購入者にはレクサスの厳格な基準を満たす認定車両が提供されます。
CPO特有の内外装の手入れに加えて、上記の細やかな検査と整備が行われるため、品質面での安心感が高まります。
納車時には、これらの検査・整備結果が詳細に記載された「レクサスCPO納車前確認シート」が提供され、購入者自身がその品質を確認することができます。
また、納車前に交換される12品目の部品には、エンジンオイルやエンジンオイルフィルター、ワイパーゴムなどが含まれます。
これらは年数や走行距離に応じて基準に沿って交換され、新車に近い状態での使用を可能にします。
交換部品 | |
タイヤ (含むスペアタイヤ) | Vベルト (パワーステアリングベルト、ファンベルト、エアコンベルト) |
ブレーキ・フルード (ブレーキ・オイル) | タイミングベルト |
バッテリー | ブレーキパッド |
エンジンオイル | 点火プラグ |
エンジンオイルフィルター | エア・クリーナ・エレメント |
ワイパーブレードゴム | ナビ地図ソフト |
24ヶ月点検の項目を含めた90項目以上の点検・整備を実施。納車前の最終点検では「レクサスCPO納車前確認シート」を発行します。
点検・整備項目 | |
---|---|
かじ取り装置 | 制動装置 |
走行装置 | 緩衝装置 |
動力伝達装置 | 電気装置 |
原動機 | ばい煙・悪臭のあるガス・有毒なガス等の発散防止装置 |
その他 |
これらのサービスは、レクサスCPOの中古車選びにおける大きなメリットとなり、購入者に安心と信頼を提供します。
2.保証・メンテナンス
出典:レクサスCPO
もしも厳格な品質基準を満たして整備されたレクサスの部品に問題が生じた場合でも、この2年間の無制限の無料修理保証により、安心して車を使用することができます。
また、ハイブリッド車の購入者には特別な保証が提供されます。
保証期間は3年間、もしくは初度登録から10年間のうち長い方で、ハイブリッドシステムの重要部品については、累計走行距離が20万kmに達するまで無料で修理されます。
さらに、レクサスCPOでは2年間の無料メンテナンスプログラムも提供されます。
定期的な点検とメンテナンスは、レクサスの技術スタッフにより行われ、お客様の車を最良の状態に保つためのアドバイスも提供されます。
ただし、車検はこのプログラムに含まれていません。
これらの保証とメンテナンスサービスは、レクサスCPOの大きなメリットであり、購入者に安心と信頼を提供します。
3.カーライフサポート
出典:レクサスCPO
①最新のテレマティクスサービス”G-Link”
これは車とネットワークを結びつけることで、様々な便利なサポート機能を実現しています。
例えば、事故や故障時の対応を提供する「レクサス緊急サポート24」、警察や消防への緊急通報を補助する「ヘルプネット」、遠隔から愛車を保護する「G-Security」、そして定期的な点検やメンテナンス情報をメールで送信する「リモートメンテナンスサービス」等が含まれます。
これらの機能は、レクサスユーザーの快適で豊かなライフスタイルをサポートします。
ただし、一部の条件と制限があります。
2016年以前の一部の車種は、3G通信サービスの終了に伴い、2022年3月以降、G-Linkサービスの提供が終了しています。
また、2021年4月以降は新たなCPO購入者へのG-Linkサービスの新規提供も終了しています。
G-Linkの詳細な内容や機能については、レクサスのウェブサイトをご参照ください。
G-Linkを利用するためには、別途申込みが必要です。2年間の無料期間終了後は年会費が発生しますし、サービスの設定がない車両も存在します。詳細はレクサスの販売店にてご確認ください。
②レクサス オーナーズデスク
これは、レクサスに対する深い知識を持つコンシェルジュのような存在で、各種情報の迅速な検索とともに、お客様のご要望に直接対応します。
これは、車を運転中でも、日常生活でも、レクサスのオーナーが満足と安心を得られるようにサポートするためのサービスです。
一つのボタン操作、あるいは電話一本で、専任コミュニケーターが各種リクエストに対応します。
例えば、ナビの目的地設定、施設情報の案内、道路交通情報の案内、電話番号の案内、駐車場の案内、ダイヤル先設定など、ドライブサポートとして24時間365日対応します。
さらに、ホテルやレストラン、国内航空券の手配なども可能です。急な出張やお出かけでも安心です。
そして、レクサス車に関する問い合わせから、ご家族への連絡、レクサス販売店への連絡、宿泊・交通手段の確保、JAFの手配、診療機関の案内、保険会社への取り次ぎなど、幅広いサポートを提供します。
③レクサス オーナーズサイト
自宅やオフィスからいつでもアクセスすることができます。
このウェブサイトを通じて、最新の燃費情報や車両登録情報を確認することが可能です。
また、自分の車の整備履歴を把握したり、次の点検を予約したりすることもできます。
さらに、レクサス販売店の担当者との間でコミュニケーションを取るためのツールとしても活用できます。
したがって、レクサス オーナーズサイトは、レクサスCPOを選ぶと得られるメリットの一つであり、オーナーのカーライフをより良いものにするための便利なツールとなります。
④レクサス オーナーズカード
このカードをレクサスの販売店で提示することにより、受付はスムーズに行われ、また、過去の点検や整備の履歴に基づいた最適なメンテナンスサービスを受けることができます。
さらに、レクサスオーナーズカードIDをMy LEXUS(アプリ/WEB)と連携することで、自分の車のリモート操作や情報の確認、そして販売店とのコミュニケーションなど、さまざまなサービスをオンラインで利用することが可能になります。
このように、レクサスオーナーズカードは、レクサスCPOの選択をより魅力的なものにする、オーナーにとっての大きなメリットの一つです。
4.ファイナンシャルサービス
出典:レクサスCPO
このプランには、スマートバリュープラン(残価設定型)、スマートバリュートゥワイス(残額据置き型)、そしてスタンダードプランという3つの異なる支払いオプションが用意されています。
このようなファイナンシャルプランは、CPOの選択をより便利で柔軟なものにするためのもので、購入者のニーズやライフスタイルに合わせて最適なプランを選ぶことができます。
これは、レクサスCPOの魅力を一層引き立てる大きなメリットと言えるでしょう。
レクサスCPOの「メリット」に関する口コミ
「レクサスを中古で買うことは恥ずかしい」という意見
出典:レクサスCPO
そのため、新車で購入する人が多く、中古車を選ぶ人に対して「恥ずかしい」と感じる人もいるようです。
しかし、中古車であってもきちんとメンテナンスされている車であれば、恥ずかしいということはないと考えます。
また、レクサスを中古で購入した人の中には、「中古車で旧型ですが、レクサスの基本を味わえる車です。」や「新型のスピンドルグリルとダウンサイジングターボがどうも気に入らなかったので、あえて中古で旧型のFスポーツを買いました。」といった声もあります。
これらの声からは、中古のレクサスに対する愛着や満足感が伺えます。
ただし、ディーラーでの対応については、「認定中古車以外はディーラーで相手にされないので要注意」という声もあります。
これは、ディーラーが新車や認定中古車の販売に重きを置いているためかもしれません。
以上のことから、「レクサスを中古で買う奴は恥ずかしい」という意見は一部の人々の偏見であり、中古のレクサスにも十分な価値があると言えます。
【まとめ】レクサスCPOで後悔する理由!メリット・デメリット
出典:レクサスCPO
- レクサスCPO(認定中古車)の価格は高い
- レクサスCPOの値引きは難しい
- レクサスCPOの諸費用は10〜15万円前後と高い
- レクサスCPOの選択肢は限られている
- レクサスCPOの取り扱いは厳格な基準に基づいている
- レクサスCPOの店舗数は限られている
- レクサスCPOの店舗が遠い場合、訪れるのも一苦労であり、問題が生じた場合の対応も遅れがちである
- レクサスCPOの追加的なサービスを求めない購入者にとって、そのプレミアムな価格設定はデメリットと感じられる
- レクサスCPOでは、高品質な車両に加えて、充実したアフターサービスや保証などの付加価値を提供している
- レクサスCPOでは、納車前に12の部品を新品に交換し、さらに90項目以上にわたる検査と整備を行う
- レクサスCPOの所有者が利用できる「レクサスオーナーズサイト」がある
- レクサスCPOのオーナーに提供される「レクサスオーナーズカード」が存在する